Mecara 目から痛みを可視化する

たった7秒で深まるあなたの信頼
瞳孔AI解析ツール

Mecara(メカラ)は、瞳孔の反応をAIで解析し、心身の状態を可視化することで、日々の健康管理をサポートします。

この技術は、瞳孔計測のAIアルゴリズムの精度向上のため、非臨床および臨床試験を実施し、3年間で合計3万件を超えるデータを取得・解析した結果に基づいています。

その結果、瞳孔の計測において99%以上の正確性を持つ技術を確立することができました。

Mecaraとは

瞳孔の対光反射から
⼼⾝の状態をみる

対光反射とは、目に入る光の量を調節する目の反応のことです。明るいところでは目が小さくなり、暗いところでは目が大きくなります。これらの反応は、自律神経の働きとも密接に関わっています。

  • 01 正確なAI解析結果

    3年間で合計3万件を超えるデータを取得・解析を実施し、被写体となる瞳孔において99%以上の正確なAI解析技術を確立

  • 02 たった7秒の短時間で測定

    自律神経の測定時間は使用する機器や測定方法によって異なりますが、その中でも最も短時間での測定を実現

  • 03 自律神経のバランスを定量的に可視化

    交感神経と副交感神経のバランスを自律神経年齢として独自に換算し、数値化されたデータを提供

  • 01 正確なAI解析結果

    3年間で合計3万件を超えるデータを取得・解析を実施し、被写体となる瞳孔において99%以上の正確なAI解析技術を確立

  • 02 たった7秒の短時間で測定

    自律神経の測定時間は使用する機器や測定方法によって異なりますが、その中でも最も短時間での測定を実現%以上の正確なAI解析技術を確立

  • 03 自律神経のバランスを定量的に可視化

    交感神経と副交感神経のバランスを自律神経年齢として独自に換算し、数値化されたデータを提供

代表インタビュー

株式会社Mecara 代表取締役CEO
川又尋美

幸せで健康な人生とは何かを考え、
出した私の答え。

2024年春にプレリリースされ、各方面から高い評判を得ている瞳孔AI解析ツール・Mecaraが、本格リリース開始へ。創業時より代表取締役を務めてきた川又尋美に、プロダクト開発への経緯や思い、今後の展望を語ってもらった。

代表インタビュー

幸せで健康な人生とは何かを考え、
出した私の答え。
瞳孔AI解析ツール・Mecaraの開発について。

川又尋美(かわまた・ひろみ)
福岡県出身。新卒でコンサルティング会社へ入社。独立後、在宅勤務の主婦を中心とした広告代理店Lindoors株式会社を起業する。大学で学び直しのため幼児2名を連れ渡米し、日米中台でクローバルに企業を経営し、シリコンバレーのスタートアップと密接に関わる。2019年、AIテクノロジーを駆使し、人々が健康で幸福な人生を歩むための事業を行う株式会社AIMS(現・Mecara)を創業。
Dell国際女性実業家会議日本代表。Google Japan女性就業支援アドバイザー。ソフトバンクアカデミアAI実業家群13期生。

2024年春にプレリリースされ、各方面から高い評判を得ている瞳孔AI解析ツール・Mecaraが、本格リリース開始へ。創業時より代表取締役を務めてきた川又尋美に、プロダクト開発への経緯や思い、今後の展望を語ってもらった。

人のストレス度合いを可視化
さまざまな場で人に役立つMecara

——瞳孔AI解析ツール・Mecaraが本格リリース開始です。どんな人に活用してほしいですか?

Mecaraは自律神経のバランスを可視化し、ストレス度合いや痛み、疲労など心身のコンディションをわずか7秒で把握でき、働く人の日々の健康管理に役立つものです。さらに、現場のヒューマンエラーも減らせると考えます。

昨今日本では、少子高齢化問題を抱え深刻な人手不足のため、働く人々の管理も難しくなっています。加えて、企業は「健康経営」を求められ、従業員やステークホルダーの健康と幸せも追求しなくてはなりません。大手自動車メーカーの下請け問題からも分かるように、それらを軽視して企業の根幹を揺るがすような問題に発展する可能性もあります。

Mecaraを導入いただく現場では、ひとり一人に確実に使われるよう日々苦心しています。そのため、ユーザビリティにもこだわり、子どもやお年寄りであっても使いやすいものになりました。さまざまな場で役立てていただくため、Mecaraをより一層深く浸透させていきたいです。

家族の死や社会人生活の中で
新たな健康指標の必要性を感じた

厳しくて仕事一筋、情に厚い経営者であった父が癌で亡くなったのは50代。健康診断は毎年受けていましたが、癌が発見された時は余命宣告を受ける状態でした。その時、父のそばで人の健康や幸せについて深く考えたことは、今につながっています。

また、私も社会人経験の中で、鬱などの精神疾患での休職や自死というケースを見聞きすることがあります。例えば、社会人になり組織で働くと後輩ができます。カウンセリングやコーチングの専門的な知識もないままに、業務の中で後輩のマネジメント、時にはメンタルケアまでしなくてはならない状況もあります。これって実はすごくリスキーなこと。

大手企業であれば産業医に相談が可能ですが、中小企業では、鬱で休職した後輩に対して「元気になってきたから、復職は大丈夫そうね」と現場で判断してしまう場合もあると伺います。では、その後輩が復職した途端に病状が悪化し、最悪の事態にしまったら…?これは非常に大きな問題ではないでしょうか。

鬱から復職する時期は、医師や産業医など専門家が判断しなくてはなりませんが、メンタル状態が客観的にわかるデータや指標があれば、現場の管理側でもより適切に判断することができるはずです。

Mecaraでは「今は休むべき時」「今は頑張れる時」ということを客観的に把握することができます。全ての働く人々にトレーナーやコーチを付けることは難しいため、Mecaraでカバーし、急性期の人々をいち早く検知し医療に繋げるハブになりたいというのが私の思いです。

決して働く人々を今より厳しく管理をしたいということではなく、本当の「健康経営」とはそれぞれ個々人にとって良い状態で働ける「健康指標」を持つこと。それが、ひとり一人の健康と幸せを尊重することだと考えています。

メンバーの高ストレス状態に
すぐに対処できたドバイ出張での出来事

——自身の体験の中で、印象的なMecaraの使用事例はありましたか?

今年の春、ドバイ出張での出来事でしょうか。私より数日前に20代女性の弊社メンバーに現地入りしてもらったところ、規模な洪水被害に遭ってしまいました。その時、彼女のMecaraのデータはかなりの高ストレス状態。現地での情報を集めると、交通機関が麻痺、滞在中のホテルでは電源が使えず、周辺の店も閉まっているということがわかりました。すぐに安全な場所で彼女と合流し、生演奏と食事が楽しめるレストランバーに出かけました。2人で音楽に触れ、リラックスした時間を過ごすことができたので、Mecaraで直後に彼女のデータの数値は改善されました。彼女は音楽が好きだったので、高ストレス状態の解消に効果が顕著に現れたのでしょう。いち早く彼女の厳しい状態に対処できて良かったです。

人を大切にしたいと思う私が
もっともMecaraを必要としていた

——事業を営む上で、失敗や辛い経験はありましたか?

いつも失敗だらけですね。メンバーには「私が一番失敗すると思うので、みなさんどんどん失敗しましょう」と伝えてます(笑)。ベンチャー企業なので成長角度は高く、キツいことはたくさんありますが、それでも失敗を恐れず大きくチャレンジすることがもっとも大事だと信じています。

失敗と言えば、私は人の長所ばかりを見てしまうことが多く、採用やマネジメントの判断を誤ってしまうこともありました。今はメンバーを信用して任せていますが、私自身が可能性を感じて採用した人々が、職場でまったくフィットしないことがありました。それによって、現場が混乱したり…。私の父もそうでしたが、周りの経営者の方々は、本当に優秀な人ばかりですが、「採用」「マネジメント」に悩んでいる方々が少なくありません。

今、私はメンバーに恵まれ、彼らを大切にしたいと思っていますが、ドバイでの出来事からも分かるように、Mecaraはその大事な彼らが健康で幸せに働くことができているかを確認する一助になると思うんです。配属された部署がその人に合っているか、仕事で何かストレスや悩み、痛み等がないかを客観的に把握することができます。過去には、現場での様子を聞いても「問題ありません!」という回答だけで、私が問題に気づくことが遅れたこともありましたからね。そういう意味では、誰よりも私自身が一番Mecaraを必要としていたとも言えます。

そもそも事業を起こし経営者になるということは、いわば「一人で死神を背負っている」ような責任感や孤独感がつきもの。日本を牽引するトップ経営者達でもきっと同じではないかと思います。私にとって幸せなことでは決してないですが、Mecaraを活用いただける未来を創造するまでやり遂げると決めています。

Mecaraの特長

さまざまな分野で活用